熊川哲也主宰のK-BALLET TOKYO(2023年9月1日にK-BALLET COMPANYから改称)の公演を映画館上映するKバレエ映像シリーズ第19弾。名だたる古典作品を独自のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川が、Kバレエ創設25周年シーズンの幕開けに送り出した、新制作の「眠れる森の美女」を収録(2023年10月・東京文化会館大ホールの公演を収録)。 フロレスタン王国の姫君オーロラが誕生した祝いの宴に、親交の深い4つの国の王夫妻と子どもたち、そして各国を守護する妖精たちが招待された。そこへ、宴に招かれずに激怒した隣国の君主カラボスが乱入するが、フロレスタン王国の守護妖精リラがカラボスを杖に封じ、平穏は保たれた。時が過ぎ、まもなく16歳を迎えるオーロラは、森で偶然出会ったデジレ王子とひかれ合う。しかし、デジレ王子は封印されていたカラボスを復活させてしまい、カラボスから姫を殺めるように呪いをかけられてしまう。 誰もが知る古典「眠れる森の美女」の物語をベースにしながらも、大胆なアプローチで生み出した独自のストーリーが紡がれる。K-BALLET TOKYOプリンシパルの日高世菜と山本雅也がオーロラ姫とデジレ王子をそれぞれ演じる。